安全管理への取り組み
平成28年11月8日

昨日は冬の始まりとなる立冬でした。

この日を境に気温が下がり、曇りがちな冬らしい空模様となります。これから来年の立春を迎える前日までが暦の上での冬とされています。

今年は暖冬だなんていわれていますが、建設業を営む業者は、降雪による工事の中断で工程が遅れ、工期内に完了しないなんて事が起こるため、暖冬のほうがありがたいです。でも個人的には冬らしい冬景色を見たいとも思う。相反する現実と感情があります。

暖冬予想であっても大雪が降ったりするので今年はどうなるのでしょうか。

昨日の会議は、年末の繁忙期を迎えるにあたり、無事故と安全の徹底への取り組みについて協議しました。

日々の業務に慣れてくると

「このくらいでいいだろう。」

という気の緩みが出てきます。安全意識は業務に慣れるほど怠慢となりがち。それは繁忙期にさらに顕著となります。私達が、現場に携わる方に出来るのは

「事故しないように、安全に気を配ってくださいね。」

という声掛けや、相手との会話から読み取る心理状態や健康状態の情報から、相手を思いやる気持ちを基本とした声掛けや行動が重要となります。

一見当然の事のように思いますが、実際には出来ていなかったりします。

会社の規模が大きくなり社員数が増えることで、労働災害のリスクが高まるのではなく、人数が増えたことで多くの情報が発せられ、より多角的に者事を捉えた結果、事故や事件を未然に防ぐチャンスが増える。そのために意識的に言葉を交わす機会を多くすると共に、情報の発信や初動を迅速に行う、そうする事で最悪の状況下であっても、最善の方法を作り出すことが出来る。

昨日までは何事もなく順調に進んでいた業務が、事故や事件により一変する可能性は誰にでもあります。大切なのは事故を未然に防ぐ努力と、常に危険意識を持ち続け、それを周りに発信すること。年末の繁忙期に向けて、気を引き締めて業務に臨みたいと思います。

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