「ノアスタンダード」
平成30年4月16日

皆様こんにちは

美しい姿で私達の目を楽しませた桜にかわり、緑鮮やかに生い茂る葉桜が季節のうつろいを感じさせる4月中旬になりました。

 

今年は寒冷前線が日本海側に居座った影響で厳寒の冬と言われましたが、4月を迎えてから暖かくなり日中は汗ばむ陽気が続いています。

 

新年度がスタートし、桜吹雪が舞う中を気持ち新たに新年度を迎えた方は多いのではないでしょうか。

 

弊社の決算月は4月、お客様の元へ新年度の挨拶まわりに伺ってはいますが、社内は5月から新年度を迎えます。そして確定ではありませんが、今期は過去最高の売上高を更新し年度を終えることができそうです。

 

経済に目を向けてみると、4月12日に日本銀行が公表した国内景気動向を示す「地域経済報告」によれば、2005年に公表開始して以来、初めて全地域で経済が「回復以上」と判断されたようです。このことは中央都市だけでなく、日本全体が好景気にある事を示しています。

 

好調な世界経済とインバウンド需要の拡大に加え、2020年のオリンピック開催に向けた特需が好景気を生む主な要因ですが、この好調な景気は限定的とされています。

 

弊社が身を置く地方建設業においては、少子高齢化が進み人口減少に転じた市町村を中心に、高額な新規物件を建てるより、既存の建物を改修し費用を抑えるストックマネジメントが活用されています。

物件数も人口減少に伴い徐々に減りつつあり、多くの会社が生き残りをかけ受注合戦の様相を呈し、日本経済が潤っていても地方建築業は恩恵を実感できないのが実際のところです。

 

そのような状況で、過去最高の売上高を更新出来たことは非常に嬉しく思います。

 

この一年を振り返ると実に多くの難題にぶつかり、皆が自己を見つめ改善を積み重ねた日々でした。

 

会議の場で社内外向け業務改善を繰り返し、定期的に開催される勉強会で専門知識を蓄え、互いを知り認め合う気持ちを育むため、毎朝行うGOOD&NEWや読書時間。

そういった一つ一つの積み重ねが社内風土を醸成し、ノアスタンダードとなり、お客様から選んでいただける会社として売上に反映されたのです。

 

お客様から選んでいただける会社である。そんな状況がずっと続くという保証はありません。

ずっと選ばれる会社であり続けるために、その高いレベルが維持できるよう常に目を配り、常に見直し、更に良くしていこうという努力の賜物が「ノアスタンダード」を創ってゆくのです。

 

 

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