日誌について
平成29年10月5日

皆様こんにちは

先日社長と共に、富山まで出張に行って参りました。

日本海側に位置する富山県は、気温が岐阜県よりも低く、少し肌寒いです。

紅葉の時期はまだ少し先ですが、もう山の木々が色づき始めていました。

日ごとに秋の深まりを感じる今日この頃です。

 

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弊社では自省の取り組みとして、新入社員に「行動日誌」に取り組ませています。

今日一日の流れを頭の中で思い描き、行動を振り返りながら先輩からの助言やお客様への気付きなど、自分がどのように感じ、考え行動したかを文字に出力し、明日からの仕事に生かすための具体的な行動を記していきます。

記入し終えた日誌は、次の日チームの先輩社員たちが目を通し、それぞれのコメントを記入して新入社員の元に戻します。

少し前まで学生だった彼らが、覚える事、知らなければならない事は多く、受けた注意を理解できない、やらなければならないが求められる精度に自分の技術が付いていかない。

先輩の期待に応えたいが、経験体験の浅い新入社員であるが故に理解できない焦りや不安。

そんな素直な思いが綴られた文面に目を通す先輩社員は

「自分もそんな風に悩んだ時期があったな」

「一所懸命悩みながら、頑張っているな」

彼らの思いを知り、自分の知識を伝え、励まし、気持ちに寄り添うきっかけとなります。

毎日の業務を共に過ごすだけでなく、日誌を通して双方の思いを語る。

読み手の心に届く言葉を綴り、文章を通して相手に心が伝わる。

毎日を真剣に振り返る、自省と省察を繰り返すこの取り組みを通して、初めて考える営みが回り始める。

何年か後、成長した彼らがこの日誌を見返したとき、精一杯取り組んだ証として、自信に繋がることでしょう。

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