「社員エンゲージメント」
令和3年4月20日

皆さまこんにちは

本日4月20日は

二十四節気の6番目の節気。

「穀雨」です。

 

 

 

穀雨には

「作物を育てる春の雨」

という意味が含まれ、この時期に作物の種をまくと雨に恵まれよく成長する。

とされています。

 

穀雨が過ぎると次は立夏、

田植えを終えた田んぼからカエルの鳴き声が聞こえる夏はもうすぐですね。

 

 

皆さんは

「社員エンゲージメント」

という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

 

「社員エンゲージメント」とは、仕事への熱意度を表す指標で

社員が自分の仕事に対し誇りと情熱を持ち、

主体的に、期待以上の成果を出す行動の源泉となる思いを

指標にしたものです。

 

米ギャラップが世界各国の企業を対象に実施した「社員エンゲージメント」調査によると、日本は「熱意あふれる社員」の割合が6%しかなく、調査した139カ国中132位と最下位クラスとなっています。

 

30年前日本は世界からジャパンアズNO1と言われていました。

 

世界時価総額ランキングのトップ10にはNTTや住友銀行、東京電力など7社の日本企業が名を連ねていましたが、現在50位以内にいるのはトヨタ自動車1社のみとなっています。

 

なぜこれほどに日本企業は弱くなり、経済が停滞の一途をたどっているのか。30年間衰退し続けることに強い危機感を感じるのは私だけではないと思います。

 

要因の一つに挙げられるのは、「エンゲージメント」の低さが社員の働きに影響し

業績悪化の一因となっていると考えられます。

 

その裏付けとして、世界を席巻するIT企業であるGAFAMを有するアメリカの

「熱意あふれる社員」

の割合は38%となっており、エンゲージメントの高さが企業の強さに繋がっていることがうかがえます。

 

では企業成長の根幹となるエンゲージメントを高めるにはどうするか。

それは

「なぜ仕事をするのか」

を企業側が明確に言葉にして社員に伝えることが出来るかにかかっています。

 

会社に集う社員の人生を、仕事を通じてどう輝かせたいのか、

社員の

「自分らしさ」

を実現するために会社は何を提供できるのか、

 

会社で働くことで個人としてどのような経験や、体験が得られ

自分らしく成長できるのか。

 

こうした要素が、仕事をする社員に

「意味」

を持たせます。

 

会社が求める

「あるべき姿」

と社員の

「ありたい姿」

の整合性が取れた時、仕事に意味づけがされエンゲージメントが高まるとされています。

 

ノアの採用活動は、応募者に必ず面談の機会を設けます。

入社前に企業文化を説明し、

いいところも、悪いところもすべて伝えたうえで

その文化に共感した人を仲間として迎え入れる

双方向の理解があるからこそ、この会社で

「働く意味」

が生まれ、エンゲージメントの形成につながっていくのです。

 

ノアは今期で創業30年となりました。

毎年成長を続けるその理由は

社員一人ひとりがノアの仕事に明確な意味を抱き、

エンゲージメント高く働いていることの結果なのだと感じています。

トップへ戻る