ろ過槽の防食工事を行いました
施工年月 | 平成29年12月 | 地域 | 岐阜県瑞浪市 |
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施工概要
今日は「防食工事」についてご紹介したいと思います。
防食工事とはコンクリート等の表層面に強固な保護層を形成し、コンクリート内部の劣化を抑制する目的で行われます。
今回施工する箇所は、生き物を成育するためのコンクリート製水槽内部に防食工事を施し、生物由来の残存物から発生する硫酸から、コンクリート表面を保護し内部の腐食を防ぐ目的で施工しました。
① まずはコンクリートの段差部をケレン及びサイディングをして表面の凹凸を無くします。
② コンクリート目地部にシーリングを打設し、ジョイント部の動きに追従できるようにします。
③ コンクリート表面のピンホールをエポキシモルタル樹脂にて平滑になるように、全面素地調整を施します。
④ 防食塗材をローラー等を用いて所定の量を2回に分けて塗布します。
⑤ 養生期間を経て乾燥したら防食工事の完成です。
建築のことで疑問等ありましたら、お気軽にご相談下さい。