『素直さ、謙虚さ、挑戦』
平成30年2月4日

皆様こんにちは

久し振りの書き込みです。

今日は暦の上では立春です。

節分を過ぎ春が始まる日とされていますが、寒さが続く今年は、春の訪れを感じられるのはまだ先となりそうです。

 

2018年を迎え、早1ヶ月が過ぎました。

時が経つのは早いもので年末に家族と一緒に過ごした時間が、つい先日のことのように感じられます。

年末の過ごし方は各家庭でそれぞれと思いますが、我が家は主人の家にお邪魔する年が多いです。

親戚、家族が集まる団欒の席で流れる映像は決まって紅白歌合戦。

年配の歌手から若手のジャニーズまで、幅広い年代が一同に会するこの番組は、歌を介しその時代の想い出の情景を描いたり、現代の流行を知り弾む会話のきっかけを作ったりと、皆との時間を共有する、そんな貴重な番組だと気付かせてもらいました。

紅白にVTRで特別出演された、永世7冠羽生善治竜王のインタビューが印象に残っています。

「棋士を覚えた時の初心、棋士になった時の初心、そして新年を迎えての初心。

いつも最初の気持ちを忘れずにいたい。」

 

初心忘るべからず。

能を大成した世阿弥の有名な言葉です。

一般的にはビギナーの頃の初心と解釈されることが多いですが、この言葉の真意はそれだけではなく、30代、40代、50代と年齢を重ねるごとにその時々のレベルに応じた初心があり、何歳になっても自己を更新し続けなければならない。

「これで十分だ」 と思うとそこから先の成長はないと説いています。

 

「これからの人生も過去を踏まえ未来へ進み、限界に挑むつもりで前進したい」

と結び、棋士として30数年生きた中で前人未到の永世7冠を達成された今も、初心を忘れることなく限界に挑戦し続けたいと語る姿に強く惹きつけられました。

 

今年のノアのテーマは

『素直さ、謙虚さ、挑戦』 です。

採用担当を拝命し多くの社員を見る中で、成長する人と伸び悩む人の違いは一体何であるのか、それは素直であるか否かに尽きると思います。

周りに言われた言葉を素直に受け止め、実行する。この事が後の成長に大きな差もたらす。

何事も素直に受け止め実行し

驕ることなく謙虚に日々を重ね

自身の素地が整って初めて挑戦への一歩を踏み出せる。

『素直さ、謙虚、挑戦』

新年を迎えての初心を忘れず、年一貫して貫く言葉にしましょう。

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