「私の人生劇場」の発表
平成28年10月12日

昨日の会議は先週の和塾の振り返りとして「私の人生劇場」に書かれたそれぞれの歩みを発表する時間になりました。

私の人生劇場とは、自分が生まれてから現在までを振り返り、社会的貢献・快楽的時間・精神的安定そして人間的成長の変化を線グラフで書き記し、それぞれの線の浮き沈みが発生したときに何が起こっていたのかを確認する、人生の振り返りシートのことを指しています。

 

この作業から、自身がどのような人生を歩み、自分という人間がどう形作られてきたのかを知ることが出来ます。

過去を振り返り、負の出来事に対していかにして乗り越えてきたのかを知ると、自身の未熟さを痛感し、そんな稚拙な自分を沢山の人たちが励まし、勇気付け、苦難を乗り越える力を与えてくれていたのかを知ることができ、そこから感謝がうまれ、支えてくれた人たちに少しでも恩を返せるように精進し、慢心することなく、いつも謙虚であろうと思うことが出来るのです。

正直自分の過去をみんなに話すのは嫌でした。なんだか自分の弱くて脆い内面をさらけ出すような、無力で無防備な感覚でいました。話終えてみんながどのように感じているのかは分かりませんが、でも私自身はみんなのこれまで歩んできた人生に触れることが出来て、心の距離が近くなったと感じています。

自分の子供ぐらいに年が離れている社員もいますが、正直に自分の背景を話してくれたことで、より愛おしく思いそして

「この会社で働きたい」

と入社を決めてくれた有限会社ノアを

「あのときの決断は正しかった、この会社と仲間に出会えてよかった」

と、人生を振り返った時、そう思えるような組織に共に変革していきたいと思います。

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