新年のご挨拶とIoTについて
平成31年1月10日

明けましておめでとうございます。

今日は1月7日、年明け初出勤の日です。

10日ぶりに社員のみなさんと顔を合わせましたが
お正月のご馳走の所為か、お顔がふっくらされた方がちらほら見受けられます(笑)。

七草粥の日とされる今日は、疲れた胃腸を労わり
自然から新しい生命力を得る日とされています。

日本古来より受け継がれる伝統を、実行されてみてはいかがでしょうか。


平成最後の年が幕を開け、5月1日より新しい元号が始まります。

平成の時代を振り返ると年号に込められた
「内外共に平和が達成される」
の意の通り、日本は30年間戦禍に巻き込まれることなく
平和を貫きました。

先の大戦で立てた
「不戦の誓い」
を守り抜いた先人のご苦労に、感謝の念を抱かずにはおれません。

そしてこの30年は度重なる自然災害に見舞われた時代でもありました。

阪神淡路大震災、新潟中越地震、東日本大震災では尊い命が失われ
台風や津波による被害は、今なお多くの方々を苦しめています。

自然の脅威の前に人間の無力さを痛感すると同時に
混乱の中でも秩序を失わず礼を尽くし
悲劇に直面しても冷静さを失わない日本人の特性や
津波よる原発事故の現場で命を懸けて復旧にあたる自己犠牲の精神に
世界中から賞賛と尊敬を集めました。

先に述べた新しい元号が始まるにあたり2600年以上脈々と培われた
「日本人の精神」
に目を向け、悠久なる歴史を持つ我が国で
日本の精神の象徴として生きられた今上天皇の退位の礼を
見届ける役割が、私達にはあります。

日本国民がこぞって寿ぐ中、つつがなく退位即位が行われる事を
願ってやみません。

 


先週末、成長著しい子供達のパジャマを購入するために
久しぶりにユニクロへ行きました。

必要なモノをカゴに入れレジへ向かうと
現金用レジ ・ クレジットカード用レジ
と支払い方法により列が分けられていました。

日本人は現金主義とよく言いますが、まさにその通り
カードレジは誰も並んでいないのに、現金用レジには長蛇の列が・・・ 

私はというと、文明の利器を試したい好奇心からカード用レジへと歩みを進めます。                              

掲示された指示に従い、所定の位置へとカゴを置き
何処で値段を読み込むのかとマゴマゴしていると
「お客様、会計処理をおねがいします。」
と見かねた店員さんから声を掛けられ画面を見るよう促されコリャびっくり!

かごに入れられた商品名とそれぞれの金額が表示され、支払い金額が提示されているではありませんかっ!!

なんと専用のチップが瞬時に商品を認識し、一瞬で会計処理が終わっていたのです。
これは驚きでした(ヒェ~)

IoTの技術革新により、レジに並ぶことなく瞬時に支払いを済ませる仕組みが

いずれ確立されると知ってはいたのですが、こんなにも早く実現するとは思っていませんでした。

この技術がコンビニやスーパーで導入されれば、多くの人員が削減されるでしょう。

そしてこの流れは小売業界に留まらず建設業界にもやってきます。
それまでに自身の能力、知識量を高め、時代に淘汰されない
総合的な人間力を備える必要があります。

新たな時代の幕開けと共に、自分の未来を予測し最善を尽くしていく年にしましょう。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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